カラダが硬い人は寝返りが少ない!?
最近、発見したのはカラダが固い人は寝返りが少ない。
とはいえ根拠がどこかにあるわけではなく、推論の域は出ない。
しかし、某ガッテン番組で「腰痛持ちの人には寝返りが少ないという」内容からこれは身体の硬い人にも共通しているのではないかと思う。
身体が硬い人といえば高齢者で腰が曲がってしまい杖をついて歩いている。かたや腰がスッと伸びたお爺ちゃんやお婆ちゃんも多い。
高齢者になってもいつまでも元気で活躍したい。健康に過ごして家族や周りに負担をかけたくないのが心情であり、こと高齢化社会で年金支給が70歳になるとが不安視されるご時世、逝くならピンピンコロリが理想でありそう願っている人も多い。
睡眠負債で中年太りになりやすい?
40代50代と言えば中年太りで老化現象であるとか、食べ過ぎが原因だとか言われてはいるが、それ以外にも睡眠が関わっているはずだ。
睡眠負債といわれるように、貯金のように睡眠不足が積み重なって身体に影響を与えることが話題になるように日々の生活で犠牲になるのが睡眠時間。こと働き盛りで無理に無理を重ねている人は特に多いのではないだろうか?
睡眠時間が減ることはそれだけ寝返りをうつのは少なくなるだろう、いや年令が高くなるにつれ寝返りは少ない傾向にあるのではないだろうか?
よくイビキをかく人といえば肥満傾向で首回りに脂肪がついているお父さんの寝相はいいというより、寝返り自体あまりしていないように感じるのだ。体型的にもゴロゴロしづらいはず。
座りっぱなしの環境
いろいろの職業があるとはいえ座りっぱなしの職業も多い、事務職やSE、運転関連も座りっぱなしである。
ちょっとググってみればわかるが「座りっぱなしで寿命が縮む」とか「癌のリスクが高くなるとか」「心血管疾患死亡リスクが高くなるとか」そら恐ろしいことがでてくる。
自分もほぼ座りっぱなしなので他人事ではない。
身体が硬いことは悪循環に陥る
身体が硬いことは、筋肉が硬いことになり伸びにくくなる。そして筋肉量も減ってしまう。
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同じ姿勢を何時間も続けることで関節に負担がかかり、肩こりや腰痛といった痛みが襲ってくる。そして関節そのものが硬くなってしまう。
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筋肉も関節の痛みから姿勢が悪くなり運動量も減って身体を動かさなくなる。
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動かさないことでよりいっそう筋肉が落ちて硬くなるという悪循環に陥る。
高齢者の筋肉量の少なさ、筋肉の硬さ、関節の硬さを見ればイメージしやすいかもしれない。また、何らかの理由で入院したときに寝たきりの固定状態から日常生活できるようになるまではリハビリが必要なことも言うもでもない。
改善案
改善案は運動やストレッチ、バランスボールなどといった方法がTVや雑誌で紹介されるのでここではあえて言うことはない。
ここで言いたいのは、寝返りこそが関節や筋肉を柔らかくする方法で全身がリラックスさせ無理のない改善方法じゃないかと言いたいのだ。
当然筋肉量を増やすには適度な運動そしてバランスの取れた食事と量は皆が言うとおりであり、生活習慣病予防でも知れていること。
それにもう一つ付け加えて寝返りの量も増やすしたらどうだろうという提案である。
例えばネコの柔軟な動きと柔らかさは、意識し適度な運動や柔軟体操をしているわけではなく、人間の2倍近い睡眠時間とゴロゴロ変わる寝相にあると思っている。
ソファーで寝たりすると身体が動かしにくく熟睡できずに関節や身体が痛くなるようなものである。それとは逆に旅館の広いフカフカの布団で寝たときの爽快感は忘れられない。
スムーズに寝返りがうてるような平らで適度な硬さのあるマットや布団、あたまが動きやすい高さと硬さの枕、寝返りしやすい軽くてすべらかな掛け布団。
暑すぎず寒すぎない丁度いい温度。右や左へゴロゴロ時に仰向けに、時にうつぶせでそれを睡眠中無意識に繰り返す。
ネコのような睡眠量と睡眠環境、そして意識した寝返り
ネコのような睡眠と言っても16時間も寝てもいられないが、9時間~10時間ぐらいの睡眠時間をとってもいいのではと思う。それぐらいの意識で身体には丁度いい。
TVにスマホにPCといった目の刺激でなかなか寝付けないこともあるし、筋肉や関節をほぐすのにはそれぐらいの時間が本当は必要なのだと思う。
子どもの筋肉や関節が柔らかいのも大人よりも多くの睡眠をとっていることもある。
また、狭いベッド、枕元にあるスマホやタブレット、めざまし時計といったモノの多さでストレスが加わり無意識のうちに寝返りをしないようになってしまうことも。寝返りがうてる睡眠環境も充分重要な要素だと考える。
起きてから関節が痛い、腰が痛い、首が痛いはどこかに寝ている時の不自然な体勢や環境があるはず。その改善をしなければいい睡眠などできない。
ネコのように身体を柔らかくするなら、ネコを手本にしてみるのが自然に叶ったやり方なのではと思うのだ。
高齢になっても柔らかいカラダ、そしてピンピンコロリへとつながるのではないだろうか。
高齢化に向けての準備は、逆に無理をしないこと意識して運動や柔軟をしないこと。子どもやネコのように10時間以上の睡眠と寝返りの多さがポイントだと思う。
高齢化社会なるべく元気で長生きするコツは睡眠にあると改めて思うものである。