知っておきたい「カラダと健康」

1日1日その日にできることをやって健康に充実して長生きしたい!

【認知症予防】認知症にならない食品とは!

 

高齢化が進む日本。

2025年には認知症患者が約700万人と増加し65歳以上の高齢者5人に1人が認知症になると厚生労働省が推計してしている。

認知症対策に早期に対応しなければならないと警鐘。

 

認知症は予防できるの?

そもそも認知症は予防できるのだろうかという疑問がよぎる。

認知症は脳の老化現象であり、老化現象は人間の力ではどうにもならないからだ。

 

例えば、住宅で見た場合一番痛むのが水回りである。お風呂、トイレ、キッチンから痛みだす。そして一番なくてはならない場所でもある。

我が家は古く寒冷地にあるため冬場1回~2回は凍結する。外は凍結防止帯により凍ることはないが家の中の水道管や配水管が凍るのだ。原因はわかっていても、生活に支障が出る。料理も作れず、洗濯もできず、お風呂にも入れない。まともな生活ができなくなる。

また、水道管も古くしばらく使っていないと茶色い水が出てくる。

 これを人間の体に当てはめれば、水道管=血管と仮定してみると。

その血管は平均寿命80年以上使わなければならない。80年経った水道管を想像してみてほしいが、それは恐ろしく錆びつき脆くなっていることだろう。水道管ならば交換すればいいが血管はそうはいかない、死ぬまで使い続けなければならないのだ。

 

認知症は老化による脳の動きが悪くなったり、何らかの原因で細胞が死んでしまったりし生活するうえで支障が出る病気だ。それは血管を通る血液が最も重要な要素であり、水が出なくなった住宅のように重要な機能が失われることになる。

 

そして、その血液を作り出すのは毎日食べている食事と生活習慣といえるわけで、予防策とすればそれしかないのである。

 

これについては世界的にも研究が進められていて、体にいいとされる食べ物を積極的に摂ったお年寄りと、特に意識しなかったお年寄りのアルツハイマー病発症が53%も低かったという結果が発表された。

www9.nhk.or.jp

認知症予防に「蜂蜜」

たけしの家庭の医学で紹介された蜂蜜の効果。

認知症を引き起こす原因物質LPS「リポ多糖」の増加で細胞が炎症を起こし、その結果脳細胞が死滅して認知症になるという。

番組では蜂蜜が持つ「フラボノイド」が認知症の予防する効果をもつと実験により、その効果が証明したと紹介した。

 

蜂蜜のその薬用は古来から認識し、強い殺菌力であることから腸内環境が改善され下痢や便秘などの薬に役立てていた。また血圧を下げたり精力増強作用など多くの効能として用いられている。

そして、また鎮静作用、鎮痛剤、咳止め、神経痛、糖尿病に対する効能もあるとされその効果は幅広い。

 で、あるならば蜂蜜を生活の中で取り入れることは体にとってもいいことがわかるはず。ただし、蜂蜜の中にあるボツリヌス菌は毒素を出すため抵抗力がない乳児が摂取しないように注意が必要である。

また、どんなにいい薬用でも摂りすぎはよくないので1日大さじ3杯までぐらいに抑えるのがいいとされている。

 

「カレー」がボケない食べ物として紹介

 インドにはアルツハイマー型の認知症が米国の4分の1というデータがあり、認知症が少ない要因はインド人が日常的に食べている「カレー」に秘密があるのではと考えられている。

そこで「たけしの家庭の医学」では認知症予防としてカレーの効用に注目し紹介された。

 

カレーのスパイスはウコンやカルガモン、コリアンダー、クミン、シナモンなど多くの漢方薬が使われ、胃腸や肝臓の動きを良くし、疲労回復などさまざまな健康効果があることは知られる通りである。

 

ただ、インド人の平均寿命は約68歳で米国は78歳という統計を見ると、認知症が少ないデーターについては少々疑問が残る。しかし、カレーが体にいいか悪いかは食べた後のそれぞれの体調でわかること。

カラダにいいモノは脳が記憶しまた食べたいと思う。そんな中で昔から定着しているカレーは認知症にももちろんいい食べ物であることは間違いないのかもしれません。

 

認知機能維持に「鯖缶」

 脳の認知機能維持に欠かせないとさせる、栄養成分オメガ3「DHA、EPA、αリノレン酸」は頭がよくなるとして青魚が話題になったことも。

魚を食べることで脳内の神経伝達物質を増やし能力を向上させる働きがあるという発表がされたのはかなり前のことと記憶している。

特に鯖の缶詰にはオメガ3の成分が豊富とされ脳にいいことは多くのテレビ番組で謳われすすめられている。

また2015年にアメリカの大学での研究でアルツハイマー病の進行が抑制されたことが確認され発表された。

 

世界で大ブームの日本食やお寿司がもてはやされる要因に、脳にいい食材がふんだんに使われているからかもしれません。

 

「あさりの味噌汁」で物忘れ予防

貧血に有効なビタミンB12は貝などの魚介類やレバーなどの多く含まれています。あさりの栄養はミネラル、タウリン、亜鉛、ビタミン群、鉄分と豊富で、タウリンは血液をサラサラにし、ミネラルや亜鉛は免疫力を向上させます。

お寿司にあさりの味噌汁といった組み合わせには栄養面から、そして脳の認知機能や記憶向上の理にかなった食事といえるわけですね。

 

世界の最高高齢者117歳も食べている「生卵」

世界最高年齢117歳イタリア人のエマ・モラノさんが明かした毎日の食事で生卵を少なくとも1つ食べているとのこと。

www.afpbb.com日本文化に卵かけご飯があるが生卵にも脳にいい栄養素が多い。

卵の黄身にはレシチンというアルツハイマー病の予防にいいとされる成分が豊富に含まれている。また、良質なたんぱく質は脳の血管を丈夫にしてくれる。生卵に限らず半熟卵や親子丼など飽きさせない料理法で毎日食べて脳はもちろん、世界最高年齢を超えるような長生きがもしかしたらできるかもしれません。

 

まとめ

 こう見てくると和食は脳の働きや、認知症予防に最適な食べ物だとわかる。生活習慣病改善こそが認知症予防にもつながってゆく。

一生使われる血管に負担をかけないように血圧を安定させ、どろどろの血にさせないように脂質や糖質を抑え、メタボリックシンドロームにならないように食べすぎや定期的な運動を心がける。それがしいては認知症予防にへとつながってゆく。

脳機能が衰えずに長生きするには日ごろの食事と生活習慣の見直しが必要かもしれません。

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