知っておきたい「カラダと健康」

1日1日その日にできることをやって健康に充実して長生きしたい!

スウェーデンに学ぶ!健康と幸福度をあげる視点

スウェーデンとは

 人口約960万人。

一人当たりの名目GDP5万8491ドル(ちなみに日本は3万6331ドル)

国土面積は日本よりやや広い

世界幸福度ランキング1位

出生率1.91%(日本1.42%)

平均寿命81.7歳(日本83.1%)

 専業主婦率2%(日本38%)

 

学ぶ点・6時間労働

 

スウェーデンでは近年多くの企業が1日の勤務時間を6時間とし、1日6時間労働が一般的になってきている。

8時間は長すぎる?スウェーデンでは1日6時間労働が普通に - IRORIO(イロリオ)

  日本じゃ8時間労働さえ守れていないが企業はこれを見てほしい、6時間があたりまえの国が存在していることに。これはちょっと衝撃だ!

日本の常識はスウェーデンでは非常識

1日は24時間しかない、そのうち8時間は睡眠、8時間が仕事、その他が8時間。しかし、実際には8時間の仕事ながらお昼の1時間、通勤に1時間、通勤前の準備に1時間、帰りで1時間。仕事による拘束時間は実質12時間ぐらいあると思っていい。

残り4時間それも、仕事の為の体調づくりや衛生管理的なことを考えれば、夜の食事やお風呂の時間と言った基礎的な部分でほとんどの時間が奪われているのが実際の感覚ではないだろうか?

 人が人らしく生きる為には、仕事の時間は6時間ぐらいでちょうどいい、間接的拘束時間を考慮しない日本はちょっと感覚がオカシイのかもしれませんね。

 

学ぶ点・お米

スウェーデンにおいて食品の安全性を監督する役割を担う食品庁は、一般市民に向けた食物摂取に関する勧告のうち、コメの摂取についての勧告

スウェーデンの食品庁が「コメの摂取制限」を勧告したことについて - スウェーデンの今

  日本ではコメが主食で、国産は安全だとされているが、実はコメの中にはヒ素が含まれているのでスウェーデンでは1日の摂取量をひかえましょうという勧告を出したという。これもかなり衝撃的だ!

TPPを始め日本の聖域とまでされているお米、日本のお米は安全でおいしいとされてきた。いや今もそのイメージを崩さないためにも必死と言っていい。

しかし、日本の必死で守るその姿は、スウェーデンにとっては非常識なのだ。

やはりスウェーデンに学ぶ点は多い、人間の体に悪い食べ物はしっかり国民に告知するからだ。日本じゃ政府がお米を食べるのをひかえましょうなんて言い出したら、お米を作る農家は風評被害だと騒ぎ出し、賠償を要求してくるだろう。

 

学ぶ点・健康寿命が長い

 

「この施設には40人ほどのお年寄りが暮らしています。8割以上が認知症を患っていますが、寝たきりになっている人は一人もいません。

スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか 幸福度世界1位「北欧の楽園」に学ぶ老いと死 | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

  日本は世界一の長寿国と知られているが、健康寿命で言えば男性71歳、女性74歳という衝撃的数字が出てくる。約10年間は病に苦しんでいる実態だ。

スウェーデンは延命治療の考え方が違った。まず、日本では多くの管をつけ点滴が行われ寝たきりでもなんとか生きながらえるようにする。スウェーデンでは長期の延命治療は本人や家族そして社会にとっても無駄な負担を強いるという考え。食べなくなった高齢者に食べるだけ飲めるだけをし看取るというのだ。かなり、衝撃的だけどそれが自然の寿命というものなのかもしれない。

 

学ぶ点・投票率85%

民主主義の理想形の一つと言われるスウェーデンの投票率は極めて高く、
2014年総選挙の投票率はなんと約85%にものぼります。

スウェーデン人「我が国でも低投票率は問題です。若者は70%しか選挙にいきません」我々「」 | おときた駿

 衆議院選挙投票率52% 20代は32%という日本。

スウェーデンでは85% 若者に関しては7割が投票へ行く。政治の意識が全く違う。

日本のリアル社会でタブーとされている政治の話、敵を作らない為の出世術というか空気読め的な余計な摩擦を嫌う日本人ならではの社会が浮き彫りにされる。

安保法案強行採決でSEALDsが注目されたが、ネットを見ると叩くコメントも多く見受けられる…。その背景には中国と韓国への感情が渦巻いている感じで、確かに触れない方がいいとさえ感じてしまう。

 

まとめ

 最新の世界幸福度ランキングで8位のスウェーデンには学ぶべき点が多かった!

ちなみに日本は46位。できたら幸福度の高い国に生れたいと誰しも思うもの、これから育つ子供や孫の為にはこの幸福度をいかにあげてゆくのかそのヒントがスウェーデンにあるのではないだろうかと思い取りあがてみました。

最後まで人生を楽しめるような社会、それを許す社会、それが実現できる社会でなければならない。老後に不安さえなくなれば、お金をため込もうなんて思わなくなり、理不尽に拘束された仕事漬けの考え方も変わるのかもしれない。

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